最初のランタンはコレ!ハリケーンランタン デイツ78の使い方とメンテナンス

こんにちは、chilloutdoorsをご覧頂きありがとうございます。

今回はお気に入りのキャンプギア、「ハリケーンランタン」の魅力や使い方について紹介していきます。

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ハリケーンランタンとは

ハリケーンランタンは灯油を燃料にホヤの中で静かに揺らめく炎を楽しむランタンです。文字通りハリケーンのような強い風にも耐えられるという特徴が名前の由来となっているようです。シンプルな構造で耐久性にも優れ、多くのキャンパーが愛用しています。

DIETZ(デイツ)78

ハリケーンランタンのメジャーなブランドといえばフュアーハンド(FEUERHAND)とデイツ(DIETZ)です。

今回は現在愛用中のデイツ社のハリケーンランタンNo.78をご紹介。

デイツ社はニューヨークで1840年創業のブランドです。ハリケーンランタンの元祖で品質の高さとアンティークなデザインがお気に入りポイント。

78はスタンダードなサイズで高さは約26.5cmです。私がキャンプギアの収納に使っている無印良品の頑丈収納BOXにぴったりの高さです。

デイツランタン サイズ
プリムスのDC缶(大)と比較するとこんな感じ

ハリケーンランタンの良いところ

上記の特徴に加えて個人的に気に入っているポイントです。

落ち着く雰囲気

ハリケーンランタンの温かみのある炎は優しい明るさです。ハイパワーの大光量ランタンに明るさでは及びませんが、静かに揺らめく灯りはリラックスタイムにぴったりです。

燃焼時間が長い

ハリケーンランタンは燃費がよくかなり長時間燃焼します。私が使っているデイツ78はタンク容量が340ccでおよそ20時間燃焼といったスペックになっています。さらに容量の大きなモデルもあり、事前にしっかり燃料を補給しておけば夜更かししても急に真っ暗になる心配はありません。

ほんのり暖かい暖房効果

タンクの燃料を綿の芯が吸い上げて燃焼させるため、LEDランプなどと比較して暖房効果が期待できます。小さな炎ですので寒い日にコレだけでは不十分ですが、視覚的にも温まることができるので特に冬キャンプでは外せないギアです。

使い方

まずは各部の説明です。

燃料

燃料はランタンオイルか灯油です。灯油は価格が安いというメリットがありますがススが出やすいためメンテナンスの頻度も多くなります。

パラフィンオイルなどのランタンオイルを使えばススや匂いを抑えることができます。

燃料タンクのキャップを開けて燃料を補充します。事前にタンク容量を調べて入れすぎないように注意しましょう。燃料が補充できたら芯が燃料を吸うのを充分に待ちます。ですので芯の交換や燃料の補充は暗くなる前に前もってやっておきたい作業です。

デイツ78のタンク容量は340cc

着火

ホヤ開閉レバーを下げるとホヤが持ち上がり、芯に着火する隙間ができます。この隙間からマッチやライターで着火します。このとき芯を出しすぎているとススがたくさん出るので気をつけてください。

消灯

消灯時は着火の時と同じ手順でホヤを持ち上げ隙間から炎を吹き消します。

メンテナンス(清掃・芯交換)

私が使っているデイツランタンを例に清掃と芯の交換方法を解説していきます。

ホヤの取り外し

内部の清掃や芯の付け替えをする際、まずはホヤを取り外します。

トップフードを上に引き上げながらホヤを倒します。


この状態でホヤを引き抜くことができます。ススなどで汚れがついている場合は拭き取りましょう。

バーナーの分解

バーナーを取り外します。回すとロックが外れます。

バーナーが外れた状態で芯調整ツマミを回すと残った芯を外すことができます。

分解すると下のようになります。タンクに浸かった綿の芯が燃料を吸い上げて燃焼する構造になっています。非常にシンプル

替え芯の取り付け

新しい芯を取り付ける前に先端の角をカットするという儀式があります。これは点火した炎の形に影響します。美しい炎のためお忘れなく!

芯のカットができたら取り付けていきます。バーナーの裏から芯を軽く差し込み、芯調整ツマミで芯を少し出しておきます。

あとは分解と逆の手順で元に戻します。

まとめ

今回はハリケーンランタン についてご紹介しました。光量こそ他ランタンに劣る部分がありますが、暖かい光がサイトの雰囲気を良くしてキャンプを盛り上げてくれます。

もう持っている人もまだ持っていない人もこの記事を役立てていただけると嬉しいです。

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