【簡単炊飯】万能調理器具メスティンのメンテナンスと使い方

アウトドア向け調理器具の中でも大人気のクッカー「メスティン」。これから買おうという方、もう買ってこれから使うよという方へ。メスティンは使う前にやっておきたい儀式があります。この一手間によってこの先のお手入れが楽になりますよ!

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炊飯以外にも!アウトドアの万能調理器具「メスティン」

メスティンはアウトドアで使われるアルミ製クッカーです。スウェーデンのメーカー「トランギア」のものが有名で、最近では百円ショップ「DAISO」でも売られています。amazonなどで購入する場合、トランギアのメスティンはしばしば値段が高騰しています。

Amazonでのトランギア・メスティンの価格推移

シンプルな四角いデザインですが使い込むほど味の出る、売れるのも納得のアイテムです。どんどん愛着が湧いてきます。

主に米の炊飯に使われますが実は使用用途は幅広く、焼く・煮る・蒸すなど様々な調理ができます。

使う前の一手間

いざメスティンを手に入れてこれから使おうという方はちょっと待って。メスティンを使う前にまず「バリ取り」と「シーズニング」処理を行います。ペーパーやすりなど、モノさえあればキャンプ場でもできます。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが愛着が湧く大事な作業ですので頑張りましょう!

バリ取り

耐水ペーパー、100円ショップで購入

買ったばかりのメスティンは本体と蓋のフチがざらざらとしているかと思います。恐らくコスト削減のためこの辺りの処理は雑です。このまま使うには調理器具としては不安全ですのでバリ取りは必要不可欠です。

ペーパーやすりを準備し蓋と本体のフチを研いでいきます。最初は目の荒いもの(番手の数字の小さいもの)から順番に。この時バリで手を傷付けないよう注意してください。

600番から1500番まで順番に水研ぎしました。フチのざらざら感がなくなればバリ取り完了です。

シーズニング

続いてシーズニング処理です。シーズニングとは表面処理のことで、表面に皮膜を作ります。これによってアルミの臭いを抑えたり黒ずみや焦げ付きを防ぎます。シーズニングといえば鉄製の鍋などで油を馴染ませる作業を連想しますが、メスティンでは米のとぎ汁を使うのが一般的です。

まず米のとぎ汁をメスティンがつかる程度、鍋に用意します。

メスティンを浸してそのまま火にかけます。この時持ち手がゴムチューブになっているものは鍋につからないようにしましょう。外せたら外しておくのがベストです。気合入れて大きな鍋使ってますがもっと小さくてもメスティンが入れば大丈夫です。お湯が温まってから15分ほど煮ます。

軽く水洗いして完成。これで表面に皮膜ができます。My メスティンの完成

メスティンで炊飯しよう

美味しいご飯が簡単に短時間で炊けるというのがメスティンのもっとも大きな特徴の一つかと思います。ほぼ失敗なく簡単に美味しいご飯が炊ける「固形燃料」を使った方法を紹介します。

おとんにもらったポケットストーブ。折りたたむとメスティンに収納できるコンパクトさです。固形燃料は百円ショップで3個入りのものを購入。溶け残った燃料はアルミの皿の上に残る構造なので後片付けも楽です。

米1合の炊飯に必要な水の分量の目安は200ccですがメスティンで炊く場合は持ち手を留めるリベットの高さを目安に水を入れればokです。米の分量だけ家で測って袋に小分けして持ち出せば、計量カップなどは必要ありません。

水に浸けたら1時間ほど放置し米に吸水させます。この辺は家庭での炊飯と同じ手順ですね。

固形燃料に着火して炊飯開始。途中で蓋が浮いて吹きこぼれる可能性があるので上に石などを置きます。あとは火が消えるまで放置。

火が消えたら炊き上がりですがまだ蓋を開けちゃダメです。タオルなどで包んで15分ほど蒸らします。我慢我慢…。

艶があってふっくらの美味しいご飯の完成です。

手に入れたメスティンを活用しよう

今回はメスティンの基本的な使い方についてまとめました。

まだまだ幅広い使い方があります。ガスストーブでの炊飯方法やメスティンを活用したレシピなども今後シェアしていきますのでチェックしてください。ではまた

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