アメニティードームはスノーピーク(Snow Peak)のエントリーモデルとして人気の高いテントです。別テントへの買い替えを考えている方やファーストテントを買おうという方でこのテントを候補に挙げられる方も多いと思います。かく言う私も最初のテントはアメニティドームSで、今でも現役活躍中。
今回はそんなアメニティードームを実際に使用して感じたことをレビューしていきます!
アメニティードームの基本情報
サイズ展開
アメニティドームは、S,M,Lの三種類のサイズが用意されています。就寝人数や持っていくキャンプギアの規模などを考慮して最適な大きさを選びます。大きさは異なりますがいずれも構造や形は同じです。
・アメニティドームS
一番コンパクトなモデルで、小さな車やバイクへの積載も可能です。室内は大人二人でちょうどいいくらのサイズ感でソロで使うとかなり余裕があります。
・アメニティドームM
中間のMサイズ。265×265cmの室内は狭すぎず広すぎず、汎用性がありある意味一番ちょうどいいかもしれません。4~5人のファミリー向けですが子供が大きいと少し狭く感じるかもしれません。
・アメニティドームL
一番大きなサイズです。アウトドア用品店などでよく展示品を見かけますがかなり広く全室もワイドです。ゆったり広い室内でキャンプを楽しみたい方ファミリー向けです。
前室
広い前室はアメニティードームの特徴の一つです。雨の時、荷物を避難できたりアップライトポールを使ってリビングスペースを作ることもできます。
ちなみにアップライトポールはDODのテントタープポールでも代用することができます。
サイドも開閉可能です。開くと通気性や開放感があり、閉めるとプライバシー確保できます。
室内
風に強い構造上、テント高さは低く大人は立てないくらいです。
ポケットは二つあり小物を収納できます。
天井にはランタンを吊るすループがついています。ただしテントは難燃性の素材ではないのでLEDのランプを使用します。
冬は寒いのでテントを閉め切りますが通気口から換気できます。
使ってみて感じた3つの魅力
私はアメニティドームのSが初のテントで現役活躍中です。春夏秋冬、これまで10回以上使用した経験から感じた魅力をレビューします。
1. 設営が簡単
ポールとスリーブが色分けされていてとてもわかりやすいです。全室のポールは緑のスリーブ、メインフレームは黄色のスリーブへ…と一目で判別できるのである程度経験を積めば説明書なしでも設営できるようになります。慣れれば一人でも設営可能!
設営時には湿気や冷気からテントを守るグランドシートを使用しましょう。スノーピークの専用シートはテント内に敷くマットもセットになっています。
私はロゴスのシートで代用していますがぴったり合わないので設営にはコツが必要。
2. コスパ抜群
「キャンプにハマるか分からないし高いテントは買いたくないけど品質の悪い物も嫌だ…。」初めてテントを買う時こういった悩みはあるあるです。
新潟県三条市を拠点とする国産アウトドアブランドのスノーピークは非常に高い品質の製品で知られています。それに伴った価格なのでなかなか手が出ないアイテムも多いです。
そんなスノーピーク製品の中でもアメニティドームは高品質でありながら低価格で購入できるエントリーライン。入門用にも、他テントからの買い替えにもおすすめです。
メーカー掲示価格(2020年8月現在)
・アメニティドームS:¥29,800(税別)
・アメニティドームM:¥36,800(税別)
・アメニティドームL:¥49,800(税別
3. 拡張性がある
アメニティードームはオプション製品で拡張機能が楽しめるのも魅力です。
上記のアップライトポールやマットシートセットの他、シェルターやタープを連結してリビングスペースを作ることができます。テントを寝室、シェルターやタープをリビングとして使い分けることでキャンプがより快適になります。
タープは工夫次第で様々な連結を楽しめます。
残念ポイント
交換部品代が高い
過去にフライシートのフレームをキャンプ場に置いて帰ってしまいそのまま失くした事があります。仕方がないのでスノーピークに電話しフライシート用のフレームポールを注文しましたが一本、¥4900。
品質が良いので簡単に壊れることはないですが壊れた時の部品代は安くないということは念頭に置きましょう。くれぐれも失くさないように….
使っている人が多い
これは残念ポイントとは言えないかもしれませんが気になる人も多いと思うので入れておきます。スノーピーク のベストセラーテントなので愛用しているキャンパーが多いのでどうしても人と被ります。いいテントはみんな使うので気にしても仕方ない気もします…。
まとめ
手ごろな価格帯でハイスペックなテントをお探しの方にぴったりのテントです。他にもいろんなものと比較して自分のキャンプスタイルに最適なテントが手に入るといいですね。記事の感想や他に知りたい情報がある方はコメントやInstagramでのメッセージお待ちしてます!
ではまた
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