新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、生活様式は大きく変化しました。そんな昨今、自然の中で三密を避けて楽しめるキャンプはwithコロナ時代に適していると考えられ人気が高まっているようです。
しかし先日下記のツイートがトレンド入り。
雷鳥沢キャンプ場が激混み
— Ryoubi TARUTARU (@tryouichi) September 20, 2020
トイレ行くのも行列です pic.twitter.com/LbghzFIVkZ
連休中、富山県の雷鳥沢キャンプ場が激混みで話題となりました、コロナ禍でも安全にキャンプを楽しむにはどんな対策をすべきでしょうか。
コロナ禍でキャンパーが講じるべき対策
一般社団法人日本オートキャンプ協会がコロナ禍においてキャンプを楽しむガイドラインを提唱しています。内容は以下の通りです。
① 県境をまたぐ移動については、キャンプ場のある自治体の指示に従う。
② 食材や消耗品などの購入は、できるだけ自宅周辺で済ませる。
③ 出発前に検温などを行い健康状態をチェックする。
④ キャンプ場に到着する途中(サービスエリア、観光施設など)でも3密状態(密閉・密集・密接)を避けるようにする。
⑤ キャンプ場では運営者の指示に従い、感染防止に積極的に協力する。
⑥ 管理棟、炊事場、トイレなど屋内施設では3密状態を避けるようにする。
⑦ マスクを持参し、他人との距離を十分取れない恐れがある場合に着用する。マスク着用時は熱中症リスクに注意する。
⑧ 消毒用アルコールは引火の危険があるので、特に子供は消毒直後に火に近づかないよう注意する。高温になる車内には保管しない。
一般社団法人日本オートキャンプ協会
解説していきます。
1. 県境をまたぐ移動は自治体の指示に従う
緊急事態宣言が解除され県をまたぐ移動の規制を緩和されつつありますが、自治体が独自に規制しているところやキャンプ場に利用制限を設けているところもあります。市や町が運営するキャンプ場では新型コロナ感染拡大防止策としてそもそも閉まっている場所もあるので事前に確認しておくと良いですね
2. 出発前に健康状態をチェックする
新型コロナによって検温はマナーになりつつあるように感じます。最近ではキャンプ場の多くが受付で健康状態と体温の確認がされるようになりました。スムーズにチェックインするためにも、そしてみんなが安心して利用できるように出発前の健康チェックは欠かさず行いましょう。37.5度以上の発熱や体調不良を感じる方はキャンプを控えてください。キャンプはいつでもいけますよ!
3. 三密を避ける
「密閉・密集・密接」のいわゆる三密は感染リスクの高い状況です。キャンプ場に到着するまでのサービスエリアや観光施設などでも三密状況を避けることが重要です。事前に混雑が予想されるルートを選ばないよう計画すると良いですね。
前述のツイートのキャンプ場では混雑しすぎてトイレに行くにも長蛇の列だったそうです。このような想定外の事態や、トイレや炊事場などの人が集まりやすい場所を避けるためにも携帯トイレやウォーターボトルを持っていくと役立ちます。
4. マスクを持参する

受付や炊事場、トイレなどキャンプ場にも人と接したり、三密状態になることがあります。マスクは忘れず持参しましょう。状況を見て周りに人がいない時には外し、人と接する時にサッと着けられるよう手元に置いておくと良いと思います。
5. 消毒用アルコールの取り扱いに注意!

キャンプ場に備え付けの消毒用アルコールがない場所もあるので家から持参していくことをおすすめします。
しかしアルコールは引火の危険があるため取り扱いには要注意です。消毒直後は焚き火や調理で使うガス、冬場のストーブなどの火には近づかないようにしましょう。長時間の車内放置も発火の危険があるので禁止です!
楽しいキャンプは万全のコロナ対策で!
しばらくは少人数でのキャンプをおすすめします。気を遣うことも多いですが今回ご紹介したガイドラインやキャンプ場のルールを守ってキャンプを楽しみながら少しずつこれまでの日常を取り戻していきましょう!
他にもみんながやってるコロナ対策の良いアイデアがあればコメントでシェアしてください!
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